2006年9月 9日 (土)

おサイフケータイ?無理だって。

「モバイルSuica」が3キャリアに対応--ボーダフォンでも12月から - CNET Japan

モバイルSuicaがいよいよボーダフォンにも対応しますね。
ただ、私は、おサイフケータイというコンセプトは、
うまくいかないと思っています。

その理由は、携帯の決済端末化は、ユーザビリティーを犠牲にしているから。

決済端末に限らず、携帯の多機能端末化自体、
利用者に厳しい使い勝手を強いていますよね。

僕から見える今のケータイはこんな感じです。

85徳ナイフ  (バンザイ!!デジタル新製品!!)

携帯電話は、コミュニケーション端末というドメインで、
機能強化していったほうが、うまくいくのでは?
ネット枠端末の多機能化ではなく、
身の回りの端末がネットワーク化するのが、正しい方向性なのでは?
Docomoの社員の人は嫌でしょうが。

ユーザビリティデザインの重要性を感じたい人には、
この本がオススメです。

私たちの身の周りにある道具と人間の関係を真剣に考える、道具の心理学の本である。 by Amazon

9月 9, 2006 その他 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年9月 8日 (金)

中小企業診断士

今、中小企業診断士の資格取得を進めています。
そのためにブログの更新がおろそかになっているわけですが、
今日、8月上旬に受けた1次試験の結果が発表になりました。

結果は、、、何とか合格。

次は、10月の2次です。
それまでは、ブログがおろそかになってしまうかもしれません。

試験勉強を通じて、体系的に物事を学ぶことは、
本当に大事だなと。
今後のエントリーが少しはましになりますように。

9月 8, 2006 その他 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年8月22日 (火)

NARUTOとチェーン店の共通点とは

ホントに、久しぶりになってしまいました。

暫く、こんな感じで、バタバタしてしまうので、
軽めに書いていこうかなと思っています。

ところで、私は、漫画が好きで、少年ジャンプも毎週読んでいます。

今、連載しているNARUTO(ナルト)という漫画で面白いシーンがありました。

それは、忍術の修行をするNARUTO(ナルト)が、
習得スピードを上げるために、
影分身(分身の術みたいなもの)をして、
その分身した一人一人が修行をすることで、
一人だけで修行をするときの何倍もの早さで経験をつんでいく
というものです。

これこそ、コンビニなどのチェーン店の真髄だと思います。

チェーン店の規模が大きくなるほど、
同じ時間でもチェーン全体でみた経験値が大きくなり、
その情報が個々の店舗に共有されることで、
個店レベルでも強くなる。

その顧客接点の規模が、店舗運営の圧倒的なノウハウにつながっています。

顧客接点を増やし、経験値を増やすという点では、
ネットに置き換えると、毎日アクセス検証をして対策をたてているサイトと、
週に1回しか行っていないサイトでは、
経験値からなるクオリティで圧倒的な差がついてしまいます。

サイトのアップも同じですね。これからも頑張ります。

8月 22, 2006 その他 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年3月14日 (火)

ネットで小売り

先週、以前お世話になったネット通販会社の人と飲む機会がありました。
その中で出た一言、

「結局、うちは、ネットで小売りをしてるんだよね」

ここで言う、小売りとは、
先行情報を元にして、
一つ一つの商品ごとに仮説を立て、
その仮説にしたがって、販売していくということですが、
この会社は、それをネットの上で展開していく
といっているのです。

なるほど、と思いました。

今流行りのロングテールなどは、
ネットの低コストという性質を強化して、
扱う商品群を限りなく大きくしていくことで、
利益を生み出していくものですが、
こっちは、テクノロジーに寄ったECサイト。
これらは、Amazonが代表格。

一方、コンビニに代表されるような
社会の消費ニーズの変化にあわせて、
提案力を高めた販売をしていく
小売系のECサイト。

小売系のECサイトは、そこに行けば、
何か面白いものがあるような、
そんな提案性の高いサイトを極めていっていって欲しいです。

3月 14, 2006 その他 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月 6日 (月)

あたりまえのレベル

「お客様を最優先にして判断する」
このことは、あたりまえのことですが、
迷いだすときりがないことでもあります。

目先の売り上げを優先して、
お客様をだますようは販売をしてみたり、
運用を優先して、
お客様がその負担を負うようなシステムを構築してみたり。

会社・組織によって、
良い、悪いという基準は大きく違います。
お客様のことを優先して考えるということを、
法律のようにあたりまえに、できている組織もあれば、
建前だけであたりまえに、できていない組織もあります。

お客様の立場に立って考えるということを、
どのレベルまで、あたりまえのことと捉えることができるか、
結局、そこがサービスとしての質を決めているように思えます。
そして、対お客様のサービスをする企業において、
従業員のプライドの質も決めているように思えます。

あなたの会社はどうですか?

2月 6, 2006 その他 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月26日 (木)

1デバイス1機能

突然ですが、おサイフケータイ(iモード FeliCa 対応携帯電話)が人々の生活に本当に定着すると思いますか?

私は、とてもそうとは思えないのです。

理由は、3つ

  1. ひとつの機能にあらゆることを集約することは利用者の使い勝手を犠牲にする
  2. 携帯という道具と決済する行為のイメージが離れている(認知工学的の観点)
  3. お金と併用することに直接のメリットがないため(ある程度、携帯でお金の代替ができても、100%お金の大体ができない以上、結局携帯とサイフを併用することになる)

将来的に普及するのは、携帯電話に決済機能がついた形ではなくて、カードに通信機能がつく、財布に通信機能がつくなどのイメージではないかと。

今は通信機能が携帯電話などに限られているが、それは、過渡期の状態で、基本的には、1つの装置・道具には、機能がひとつ付き、それが使い勝手として、最適化している状態がもっとも使いやすい状態ではないかと、思ったりするのです。

特に、毎日、無意識に使いたいものについては、脳の持つ、ボディイメージの中にその道具をうまく置けるような。1デバイス1機能という概念が有効だと思います。

1月 26, 2006 その他 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月23日 (月)

サイトの玄関前を整備する

この週末は、東京では、5年ぶりの大雪でした。

家の前の道路でも、歩道に5センチくらいの雪が積もっていました。
その歩道に面して、スーパー、書店、コンビニなど、お店が連なっているのですが、
この積もった雪に対して、自分の店の前を丁寧に雪かきしている店もあれば、そうでなく、積もったまま店を空けている店もあります。
5センチ程度の雪なので、歩くには問題ないのですが、この雪かきする店としない店の違いは何でしょう?

それは、店外でも自分の店にお客様を出迎える心構えの違いではないでしょうか。

「店外でのお客様を出迎える心構え」それは、ネットの中で何にあたるのかと考えると、GOOGLEなどの検索対策(SEO)ではないかなと思ったりします。

SEOの対策をしっかりすることによって、検索の結果を整備し、自分のサイトへアクセスしようと探している方に、気持ちよくアクセスしてもらえる。

お客様を出迎えるという意味においても、自分のサイトの周りをSEOによって整備するということは重要なことだと思います。

1月 23, 2006 その他 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月27日 (日)

バイラルCM まだまだこれから

バイラルCMといわれているものについて。
これが、うまく使えば、効果的なマーケティングツールになりそうです。

カラテ 日々の記録さんの説明をお借りすると、

バイラルCMは、ネット上で配信されるCM映像で、特にproductの宣伝を行うというよりは、
映像そのものの奇抜さもしくはメッセージ性を売りにして、話題性を持ってネットユーザに
virusの如く広めていくCM、という事だそうだ。

利用する企業側にとってのメリットとしては、
・TVCM制作よりも制作費(やメディア出稿料)が安い
・閲覧数やネット経由の購入数を指標に用いることで、費用対効果の測定が容易となる
・カッティングエッジなオピニオン層(ww にリーチして、認知を広めるのに適している
の三点、といったところだろうか。

とのこと。
よくわからない方、具体的なイメージは、こちらで。
おもしろCMランキング


そして、どんな風に活用できるかというと・・・

東急ハンズの例

今、東急ハンズ心斎橋さんが、
この手法に取り組んでいます。

寝具フロアのキャンペーンを目的として、
インパクトのあるコンテンツを作成し、
ブログなどの口コミを意図的に投稿し、
バイラル化を図っています。

東急ハンズ心斎橋

取り組みとしては、大胆で面白いですよね。結果は、どうでしょう?あまり効果的とは・・・って感じでしょうか?
理由は、肝となるコンテンツがイマイチだからだと思います。
先にあげた面白CMランキングの場合、
数あるCMの中から、結果的に反応の高いCMが選ばれているので、
そのクオリティも保障されているわけですが、
ハンズさんのような企業の場合、1回勝負。
クオリティにはどうしても当たり外れが出てしまいます。
企業が導入としては、不確定要素が多すぎる手法だというわけです。
たまたま、今回のハンズさんの取り組みで最高に面白いコンテンツができていたとしても、
この後の幾度のキャンペーンの度に同レベルのコンテンツを作ることは不可能だと思います。
また、私の感性にあわないだけということもありますが、
寝具フロアの告知と、笑いの感性には、なんら関係がありませんので、そのことは無意味です。


現実解案

現実的な展開方法として考えると、まだまだクライアント側というより、媒体者側が検討するフェーズであると思います。
展開例を挙げると、

  1. リアルでバイラル的に使われているコンテンツをバイラルを目的としてネットに上げる

    トリビア、薀蓄(うんちく)、あるある・・・など、TVに多いですが、面白さ以外の価値を持つバイラル的なコンテンツは多くあります。これらを活用し、たとえば、フジテレビは、トリビアの泉のネタを1ネタごとにネット上にアップし、1ネタ単位で広告主をとっていくビジネスもできると思います。クライアント企業は、自社の告知と親和性が高いトリビアを買い、その伝搬性を使って、自社のメッセージをネット内に広げることができます。


  2. ネット上のニュースをバイラル化

    ブログで伝搬性の高いものといえば、ニュース記事。多くのブログは、ニュース記事に大して、自分のコメントを書き加えるというスタイルをとっています。それを使って、企業は、ニュースサイトが発信するニュース記事に自社のメッセージを連携させるという考え方が効果的だと思います。

    たとえば、cnetで今現在一番人気のある記事、
    コピー機修理担当者の告白--悪ふざけもほどほどに

    の情報の中に、関連付けられた広告を掲載していくだけで、情報は自然と伝播されていきます。
    この場合、クライアントの立場からみると、どのニュース記事に掲載するかを選ぶことにより、情報を到達させるユーザーを選ぶことが可能であり、広告効率もアップするということです。従来のバイラルでは対応できなかった、サイクルの早い商品販促などについても、ニュースサイトを使った手法であれば、対応可能というわけです。

つまり、バイラルCMは、今後、おもしろCMという第1フェーズをこえて、
情報媒体の特性を利用して、特定の興味の高いコミュニティに限定して
情報を伝播させられる有効な販促手段
として、使われていくのではないかと思っています。

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11月 27, 2005 その他 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年11月26日 (土)

アンパンマンマーケティングの秘密

少し前の話になりますが、
バンダイが実施している子供たちの好きなキャラクタアンケート
アンパンマンが第1位に選ばれていました。

しかも、4年連続 第1位!


実は、このアンパンマン、
No.1になるべく仕込まれた
素敵な秘密が隠されていたのです。

アンパンマンの秘密はその名前にあった!

バンダイのランキングをみると、
アンパンマンは、0歳~2歳までの
子供
たちに圧倒的な人気です。


ところで、1歳くらいまでの子供は、
十分に発生ができないため、
アアーとか、マンマンというような、
喃語(なんご)を話します。

「アンパンマン」という言葉も、
この喃語(なんご)に近い言葉
になっています。
実は、このことが、アンパンマンを
子供人気キャラNo.1に押し上げている理由なのです。


この喃語(なんご)に近い言葉ということは、
つまり、小さな子供が早くから発声できる言葉ということです。
以下のステップを取りながら、
子供たちの支持を獲得しているようです。



(1)他のキャラクターと同列でアンパンマンのキャラクタを知る
  (この時点ではキャラクターたちの評価は横一線)

(2)多くのキャラクタの中で、一番初めに「アンパンマン」という名前を発生できるようになる

(3)両親、家族は、アンパンマンについて、興味を持ち、
  子供がすきなのだと思い、TVを見たり、関連商品を買い与える。

(4)そうして、子供は、さらにアンパンマンのことが好きになる
  (3)にもどる



マーケティングという観点から説明すると、

初期のターゲットを決定権のある両親、祖父母などの大人におくと、
子供が「アンパンマン」という言葉を話すことは、ターゲットにとって、
その他のキャラクターと比較して圧倒的な競争優位性となります。
結果、多くのキャラクタの中から、アンパンマン関連の商品を
子供にたいして提供することになります。

そして、次は子供をターゲットとすると、
大人によって与えられたアンパンマン関連の商品によって、
さらに、アンパンマンに対して、好感を持ちます。



結局、ネーミングによって得た初期の優位性を
効果的に活用して、市場を早くから押さえてしまう

先行逃げ切り型のキャラクタ展開をはかっている例です。
0歳~の乳幼児に対する作品の世界観とうまく合致したいい例だと思います。
アンパンマン自体の作品の魅力ももちろんありますが(私も好きですし)。


同様の戦略をとっているキャラクタとして、
「ワンワン(いないいないばあ)」「qoo(ジュ-ス)」
などがありますね。

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11月 26, 2005 その他 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月20日 (日)

ボジョレー解禁にみる小売業の「演出」と「提案」

ココログのトラックバック野郎のテーマがボジョレーなので、
今回は、ボジョレー解禁にちなんだ話。
あとは、クオリアにちなんだ話。

小売業は、サービス業だといわれています。

今や物あまりの時代。
お客様が買い物をするのは、
物自体が欲しいのではなく、
その物を買うことによって、得られる価値を欲しがっているということ。
そして、小売業は、
その物を通した価値自体を提供しているということです。

同じひとつの商品でも
使う側の気持ちや状態、使い方によって
価値を大きく変えていくことができます。

それは、小売業の立場からは「演出」と「提案」というかたちで
変化させていくことができると考えています。

「演出」とは、一つの商品に関して、付加情報を
お伝えすることで、
商品から想起される感覚、質感(クオリア)を
新しいものに変えていくやりかたです。

また、「提案」とは、一つの商品について、
使うお客様一人ひとりにあわせた
活用方法をお伝えすることで、
物自体の価値を高めるやりかたです。

今回のボジョレーヌーヴォーは、その「演出」のひとつ。
ボジョレーの持つ、期間限定のイベント感を楽しむために
ワイン好きも、そうでない人も、
この解禁日にはワインを購入します。

それは、この日に飲むワインの味自体が、
正確には、この日に飲んだときの
味によって想起される味の質感(クオリア)が、
ボジョレー、解禁日という情報で、
普段飲むワイン以上に美味しく変化しているためです。

余談ですが、
脳科学者 茂木 健一郎さんの著書
「脳と仮想」によれば、
昆虫の「蛍」を見たときに、
日本人がもつ「はかなさ」といった感覚、質感は、
欧米人のものとは違っているそうです。
それは、日本の文化がもつ場によって、
昆虫それ自体の情報に、
新たな価値を重ね合わせてみています。

小売業は、「演出」によって、
その商品の価値を大きく変えことができます。
そして、ネットは、
その役割を担う
大きなツールでもあるといえます。

■ 茂木健一郎 クオリア日記
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/



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11月 20, 2005 その他 | | コメント (0) | トラックバック (0)