2006年1月24日 (火)

ポイントカード管理機能を備えたエリアポータルサイト

店舗販促ツールとしてのASPと地域ポータルを組み合わせたサービスです。ポイントシステムを提供し、1枚のカードで参加店舗のポイントをためることができるとのこと。これまでの地域ポータルは、参加店にとって、見込み顧客への認知拡大を目的とした「広告」の意味合いが強かったのですが、販促ツールのASP提供という切り口から入った地域ポータルということで、参加店舗の実質的メリットも高く、良いんじゃないかと思います。

シーグリーン、ポイントカード管理機能を備えたエリアポータルサイト

タメットCLUBは、地域の飲食店や物販店などの店舗情報を紹介するされたエリアポータルサイト。第一弾のエリアとして横浜・川崎地区を選定。加盟店には店舗紹介のページがもうけられ、クーポンの発行も可能。3月中旬からは複数店舗によるポイントシステムが導入される。

 ポイントシステムでは、ユーザーは1枚のカードで複数店舗のポイントを貯める事ができ、またタメットCLUBのサイト上でポイントの累積状況や使用状況をチェックできる。ポイントの利用は、ポイントを獲得した店舗での使用に限られる。ユーザーの利用料は無料。加盟店舗は1万円~の月額費用が必要。

シーグリーンは1994年4月設立、資本金3,000万円、従業員数42人(2004年10月現在)。ポイントカードシステムの販売から事業をスタート。

VentureNow: シーグリーン、ポイントカード管理機能を備えたエリアポータルサイト

1月 24, 2006 事例紹介 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月15日 (日)

三越のブログとRFIDを活用した「感動百貨店レポーター」実証実験

株式会社三越と株式会社 NTT データは12日、Blog を活用した来店促進の有効性を検証する「感動百貨店レポーター」実証実験を開始した。期間は3月11日までを予定。

実験は、日本橋三越本店内の三越コミュニティサロンにて行う。実験参加者となるレポーターには RFID 付き USB メモリを配布し、RFID と Blog の連動の有効性についても検証する。(Japan.internet.com

これ、面白いですね。ネットのECサイトなどでは行われている、店舗のアクセス導線を分析して、それにあわせた商品提案を行うということを、実店舗と連動させて実験的にやっていこうとしているようです。

広告などの事前情報が来店にどう関連するかということは、ある程度確認されていますから、店舗の販促を新聞折込チラシのような一斉情報に依存するのではなく、個々の利用者にあった情報を提供することで効果の最大化を図る取り組みのひとつですね。また、RFIDによって店内導線もあわせて管理していくことを考えてますね(今回は来店のみのようですが)。

三越コミュニティサロン
三越は2004年から、ブログを使ったインターネット上のバーチャルなコミュニティスペース「三越コミュニティサロン」を設置しています。
http://mcs.mitsukoshi.co.jp/weblog/PortalServlet

それは、三越からの情報提供とともに、三越の会員が自ら情報発信をする場ですが、今回の実験では、会員がブログ上で行う三越店舗についての情報発信と、その会員の店舗利用動向の関連性を探る取り組みと言えそうです。また、どの会員が来店したかどうかを特定させるために、今回は、RFID付きのUSBメモリを使って認証を行うとのことです。

RFID(Radio Frequency Identification)とは、

物体の識別に利用される微小な無線ICチップ。自身の識別コードなどの情報が記録されており、電波を使って管理システムと情報を送受信する能力をもつ。(IT用語辞典 e-WODRSより)
http://e-words.jp/w/RFIDE382BFE382B0.html

今回の場合、どの会員かがわかる無線ICチップをUSBに仕込んで、三越側で会員の店舗利用状況を会員が意識しない形で、把握するということです。

今回、やりたいこと

実験の狙いは、おそらく2つの軸で

会員の特定によるワントゥーワンマーケティング

  • ネット上で会員のコミュニティ作成
  • 会員が特定できるサービス(三越カードや、今回のRFIDタグ)で来店、店内利用管理
  • 店内利用動向をベースにした店舗と会員のワントゥーワン化

ネットコミュニティと店舗利用行動

  • 店舗の情報を受信することによる来店行動、店内利用行動の最適化
  • 店舗の情報を発信することによる来店行動、店内利用行動の最適化
  • 他の消費者からの情報を受信することによる来店行動、店内利用行動の最適化

だと思います。

課題は
この手法が効果的かという時に課題は、実験自体ではなくて、コミュニティサロンというコンセプトにあると思います。
コミュニティサロンという考え方について私が考える課題は、

  • 利用者にとって、三越は生活の全体の中の一部にすぎない、そこで自分の情報を発信していきたいかどうか
  • 百貨店という特性上、会員が会員同士のつながりを望んでいるかどうか
    ブログはいうコミュニケーションメディア。百貨店に閉じた中で、会員同士のつながり、また、店舗-会員のつながりを望んでいる会員は、店舗が想定するより多くないと思います。

もっと企画をオープンにして、外部のブログからトラックバックでつなげるような、そこに店舗会員認証をあわせるような仕掛けでもいいのかなと。

2006年は、これまでメディアだった「インターネット」というものがリアルの事業、特に小売分野に本格的に降りてくる年だと思います。この中で、実店舗で活用することを前提にしたサービス企画、システム構築、運用への落とし込みなどでtoonlineは、社会貢献していければと考えています。
こういった情報は、引き続き、チェックしていきます。

関連リンク

三越コミュニティサロン/トップページ
http://mcs.mitsukoshi.co.jp/weblog/PortalServlet

NTT DATA - ニュースリリース
http://www.nttdata.co.jp/release/2006/011200.html

NTTデータお客様事例
コミュニティビジネスの可能性を探る。三越のブログサービス「三越コミュニティサロン」のトライアル
http://www.nttdata.co.jp/service/case/d15-1.html

Japan.internet.com Webビジネス - 三越と NTT データ、Blog を活用した来店促進「感動百貨店レポーター」実証実験
http://japan.internet.com/busnews/20060112/2.html

CNET Japan - 三越とNTTデータ、ブログを活用した「感動百貨店レポーター」実証実験開始
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20094354,00.htm

ASCII24.com - 三越とNTTデータ、ブログから売り場に来店促進を行なう“感動百貨店レポーター”の実証実験を開始
http://ascii24.com/news/i/serv/article/2006/01/12/659955-000.html

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1月 15, 2006 事例紹介 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年11月19日 (土)

sociallight~場所を基点にしたメッセージサービス

今日は、お店のネット販促に使える面白いアイデアを紹介します。

海外の様々なアイデアを紹介している百式さんで紹介されていた
sociallight(http://www.socialight.com/)の
「場所を基点にしたメッセージサービス」です。
これが、来店顧客の効果的な売り場誘導に非常に便利なツールだと
感じています。

どういうサービスかというと、百式さんの例を記載すると、

例えばある人が歩いていてピザ屋の前を通りかかる。すると携帯が振動してそこにメッセージがあることが教えてくれる。メッセージを見ると知り合いの女性から「ここのピザ、最高!」と書いてあったりする、というわけだ。無論テキストだけではなく画像なんかも可能である。

百式さんのように、
SNSのようなコミュニティの観点からみると“透明な掲示板”ですが、
店舗の販促に利用すると、
たとえば、実店舗に来店したお客様を位置情報から判断して、
そのときのキャンペーン情報や、オンラインクーポンを
届けることができます。

TSUTAYAで携帯などで配信しているレンタル半額クーポンは、
主に来店を目的とした施策ですが、
来店したお客様に対する販売効果を高める施策として、
このサービスを併用すれば、いっそう有効だと思います。

現在、トイザらスでは、店頭で特定の商品が割引になる
紙のクーポン券を配布し、お客様の店内導線をコントロールしています。
そういったことが、容易にできるようになるということです。

企業の販促のサービスでは、コミュニティとは違って、
お客様に情報提供の許可をいかにしていただくかという問題が
常に発生します。
この位置情報を提供させていただく許可をお客様にいただくために、
(1)いかにお客様にとってメリットが高いサービスとして
デザインできるか、そして、それが、
(2)従来の販促手法と比べて高い収益性をもたせられるか、
やはり、オンラインマーケティングは
そのセンスに尽きると思います。


余談ですが、
渋谷クロスタワー(旧東邦生命ビル)に、
故 尾崎豊さんのゆかりの場所があり、
いまでもファンが訪れていて、
壁にメッセージを書き残していきます。

この「場所を基点にしたメッセージサービス」は、
場を共有した人たちでしかできない
濃いコミュニケーションを取れるような、
こういうシーンで、普及して欲しいと思います。

■百式 - 100SHIKI.COM
http://www.100shiki.com/

■ sociallight
http://www.socialight.com/
Location-based Messagingサービスを展開。


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11月 19, 2005 事例紹介 | | コメント (0) | トラックバック (0)