はてな:ネットワークそのものを作る会社
はてなの近藤淳也社長の著。
情報を共有することを基本とした「はてな」社の取り組みを紹介しています。
その中身は、社内の会議をラジオのように配布したり、ユーザーからの改善要求を株式のように取引する市場を用意したり・・・、社内、社外問わず、情報は公開することを前提とし、その中で社内だけでなく、ネット社会の秩序を組み立てていくという、最終的に大きなビジョンを見させてもらいました。
「はてな」は日本のネット企業の中では、次々と新しいサービスを開発する異質な存在ですが、「はてな」を理解するうえで、特徴的な一言がありました。
それは、
「ものづくり」ですよ。はてながやっていることは。
という一言。
近藤社長曰く、ひとまとめにネット業界といっても、物を作っているか、物を使ってサービスをしているかの2つが区別されていないと。
で、
新しい技術とか車作りみたいなことをやっている会社と、車は走りゃいいから走らせてどうやって金をもうけるか考えている会社がある。それはそろそろ分けて論じられるべきだと思うんです。
そして、
一番意識しているのは、やはりグーグルですね。
なるほど。
では、先ほどの車の例で、
はてなにとっての車とは、なんだろうか?
それは、ユーザー間のコミュニケーションを部品とした
ネットワークそのものではないか。
自社のサービス(プロダクト)を通じて、
より、効率的な、密度の高い、多様性のある
ネットワークそのものを作っているのではないかと。
そんなことを思ったので、忘れないうちに書いてみました。
3月 16, 2006 書籍・雑誌 | Permalink | コメント (0) | トラックバック (0)


