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2006年3月29日 (水)

Yahoo!地域サービス事業部を強化!

日本のYahoo!が4月1日に
注力する事業を事業部として新設するようです。

それは、
(1)ソーシャルネットワーク事業部
(2)地域サービス事業部
(3)モバイル事業部

(1)はYahoo!360、flickr、del.icio.usなど
(3)はソフトバンクが買収したvodafoneなど
とよくわかるのですが、
注目したいのは、(2)地域サービス事業部です。

地域サービス事業部について井上氏は、「今後、インターネットがよりリアルの世界と融合していく」と語り、ユーザーの生活圏や仕事をしている地域に密着したサービスを提供していくと明かした。

「この10年で日本の人口の半分くらいまでインターネットの利用者が増え、今後はどんなに頑張っても利用者の量は倍増程度しかのぞめない」とし、「これからの10年は質を重視し、1人1人の利用を深めてもらう」と目標を語った。

つまり、インターネットについて、
メディアとしての役割は飽和しつつあり、
「実生活の中で使える何か」にシフトしていきつつある
ことを示しています。

「ソーシャルメディアこそが次世代のインターネット」--ヤフー創業者が来日 - CNET Japan

これは蛇足ですが・・・

もう、ネットと放送の融合とか、そういうことではないんだと言いたい。
もし、それが起きたとしても、現在の擬似的な双方向の利便性が改善される程度で、
大きな変化はおきそうもないです。

今後のキーワードとして、
あえて言うなら、ルーターとニューロンの結合のような
そういうレベルにネットは来ている気がします。

3月 29, 2006 ニュース | | コメント (0) | トラックバック (0)

「情報」で実生活をコントロール

Yahoo!の創業者ジェリー・ヤン氏の講演で今後のインターネットについての展望が描かれていました。

それによると、インターネットは、現在を第1章として

第1幕(これまで)~「Public(公共)」の時代
マスメディア的な公共向けの情報提供のメディア

第2幕では「My Web」
検索やRSS、オープンAPIといったツールを活用して、ユーザーが情報を自分のニーズに合わせて欲しい情報をカスタマイズする「Personal」なメディアとなる

第3幕では「Our Web」
検索結果やお気に入りから写真などのコンテンツまで、気のおける仲間達と情報を共有する「Social」なサービスを目指していく

と説明されていました。

また、

Web2.0の本質は「コミュニティー重視のサービスで人々をつなぎ、お互いを見つけあったり、情報を共有したりすることで(ユーザーの)世界を広げる」だとした上で、Yahoo!はこれを実現するべく「ソーシャルメディア」を目指すと語り、「ソーシャルメディアこそが次世代のインターネットだ」と強調した。

結局、Yahoo!らしく、もう、すでに、出ているサービスを統合させたビジョンということですね。
ここでいう、第3幕までは大体イメージできます。

この意味は、ネットの中で閉じるサービスから、リアルの社会のためのネットという形でようやく使えるようになってきたということだと思います。

ネット上の「情報」をコントロールすることで、自分の実生活をコントロールするような、

たとえば、

・ネット上で自己を開示することで、実社会の相手と総合理解を深めるブログ、SNS

のような、「情報」を心理学的に取り込んだ、方法論も実生活に取り込まれていく気がします。

個人的には、第3幕の先、
情報が限りなく共有された先に何が生まれるのか
にすごく、興味があります。

「ソーシャルメディアこそが次世代のインターネット」--ヤフー創業者が来日 - CNET Japan

3月 29, 2006 ニュース | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月24日 (金)

AISASって納得。商品検索はネットで、買い物は店頭で

ネットで情報を検索したユーザーは、
実際は店頭で購入している。
そんな調査結果がアメリカで発表されていました。

米国のユーザーが昨年11月から12月にかけて
オンラインとオフラインで行った買い物についての調査。

検索結果に直接関連した商品を購入したユーザーのうち、
オンラインで買ったユーザーは37%だったのに対し、
オフラインで買ったユーザーは63%と大多数を占めた。

ITmedia News:商品検索はネットで、買い物は店頭で――米調査

とのこと。

ネット上の購買行動モデルとして、
AIDMA(認知-興味-欲求-記憶-行動)に変わる
AISAS(認知-興味-検索-行動-共有)
が言われていますが、
このAISASというモデルに納得すると同時に
「検索」と「行動」の中には、
まだまだ、隙間があるようです。


TSUTAYA onlineの店頭在庫検索などはその一例ですが、
「検索」と実店舗での「行動」
それらをうまく結びつける機能があれば、
ネットのユーザーをうまく自店の消費に
結びつけることができそうですね。

それが、何なのかが難しいんですがね。

3月 24, 2006 ニュース | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月23日 (木)

Windows Vistaの発売延期でMSのアグリゲーションサービスが出遅れた!

マイクロソフトがWindows Vistaの一般発売を2007年へ延期しました。

その影響について、年末商戦の販売に影響だとか、
いろいろな話があがっていますが、
一番影響があるのは、
情報アグリゲーションサービスのシェア争いではないかと思います。

アグリゲーションサービスとは、
ネット上の情報を収集・統合させ、
消費者が便利な形でネット上の情報を
利用できるようにするサービスのことをいっていまが、

アグリゲーションサービスは、
ブログなどに表示されてあるRSSを収集し処理していくことで、
提供されるようになりつつあり、
GoogleやYahoo!のマイページ、
RSSリーダー付きデスクトップツールなどが、
消費者の情報提供サービスについて、
凌ぎを削っています。

その中で、Windows Vistaに組み込まれる
アグリゲーション機能が、
最有力候補として注目されていたわけですが、
今回の数ヶ月の発売延期によって、
大幅なビハインドになり、
その間に他社のサービスが定着してしまうかもしれません。

ITの主役が、MSのようなソフトウェア企業から、
GoogleのようなWEBサービス企業に移るポイントになるかも。

マイクロソフト、Windows Vistaの一般発売を2007年へ延期 - CNET Japan

3月 23, 2006 RSS | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月16日 (木)

はてな:ネットワークそのものを作る会社

4798110523 「へんな会社」のつくり方

はてなの近藤淳也社長の著。

情報を共有することを基本とした「はてな」社の取り組みを紹介しています。

その中身は、社内の会議をラジオのように配布したり、ユーザーからの改善要求を株式のように取引する市場を用意したり・・・、社内、社外問わず、情報は公開することを前提とし、その中で社内だけでなく、ネット社会の秩序を組み立てていくという、最終的に大きなビジョンを見させてもらいました。

「はてな」は日本のネット企業の中では、次々と新しいサービスを開発する異質な存在ですが、「はてな」を理解するうえで、特徴的な一言がありました。

それは、

「ものづくり」ですよ。はてながやっていることは。

という一言。

近藤社長曰く、ひとまとめにネット業界といっても、物を作っているか、物を使ってサービスをしているかの2つが区別されていないと。

で、

新しい技術とか車作りみたいなことをやっている会社と、車は走りゃいいから走らせてどうやって金をもうけるか考えている会社がある。それはそろそろ分けて論じられるべきだと思うんです。

そして、

一番意識しているのは、やはりグーグルですね。

なるほど。

では、先ほどの車の例で、
はてなにとっての車とは、なんだろうか?

それは、ユーザー間のコミュニケーションを部品とした
ネットワークそのものではないか。

自社のサービス(プロダクト)を通じて、
より、効率的な、密度の高い、多様性のある
ネットワークそのものを作っているのではないかと。
そんなことを思ったので、忘れないうちに書いてみました。

3月 16, 2006 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月15日 (水)

Yahoo!ブログ検索と東工大 奥村研究室

Yahoo!がブログに特化した検索サービスのベータ版をリリースしました。
サービスの開発には、
なんと、東京工業大学精密工学研究所の
奥村研究室が技術を協力したとのこと。

この奥村研究室、ブログ収集ツール「blogWatcher」なるものを運営していて、
ブログブームが立ち上がるその前には、
WEBサイトのキーワード収集ツール「keyword watcher(だっけ?)」を
運営しており、サイトのキーワードチェックによく利用させて頂いてました。

今回のYahoo!ブログ検索、
ブログ内のキーワードを時間的な属性で
フィルタリングして検索できるのが特徴です。

なるほど、
ブログという形で個人が手軽に情報発信する時代において、
時間軸、つまり、
“いつ”話題になったのか、というデータが無い情報は、
あまり意味がないのかもしれません。

例えば、去年と今年のライブドアに関するコメントが
180度違ってるように。

blogWatcher」では、さらにそのコメントが
好意的なものか、否定的なものかなどの評判を
テキストマイニングし、表示するなど、
面白い取り組みがされてます。
久しぶりに見たけど、Ver.も2.0にあがり、
奥村研究室は、blogの登場によって、
ますます盛り上がっているようです。

Yahoo!もいいところに目をつけました。

ヤフー、ブログに特化した検索サービス「Yahoo!ブログ検索」ベータ版を提供
http://bcnranking.jp/service/11-00006903.html

blogWatcher 2.0b
http://blogwatcher.pi.titech.ac.jp/

3月 15, 2006 blog | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月14日 (火)

サービス開発の現場感

Googleのすごいところは、サービス開発の現場感だと思います。
現場で道を切り開いた結果に対して、後でマーケターが名前を付ける。

現場で仕事をしていると、こういった感覚は少なからずあります。
ネットでもこういった現場感大事にしたいです。

【INTERVIEW】「Web2.0をグーグル社内で議論することはない」:ITpro

Web2.0は目新しい概念で広く認識されていると思います。ただ、グーグルとしては特定の概念や技術に縛られることはありません。サービスの向上に必要であれば、その技術を使うだけのことです。Web2.0は、既存のサービスを見て、後から概念を当てはめたものだと考えています。

3月 14, 2006 google | | コメント (0) | トラックバック (0)

ネットで小売り

先週、以前お世話になったネット通販会社の人と飲む機会がありました。
その中で出た一言、

「結局、うちは、ネットで小売りをしてるんだよね」

ここで言う、小売りとは、
先行情報を元にして、
一つ一つの商品ごとに仮説を立て、
その仮説にしたがって、販売していくということですが、
この会社は、それをネットの上で展開していく
といっているのです。

なるほど、と思いました。

今流行りのロングテールなどは、
ネットの低コストという性質を強化して、
扱う商品群を限りなく大きくしていくことで、
利益を生み出していくものですが、
こっちは、テクノロジーに寄ったECサイト。
これらは、Amazonが代表格。

一方、コンビニに代表されるような
社会の消費ニーズの変化にあわせて、
提案力を高めた販売をしていく
小売系のECサイト。

小売系のECサイトは、そこに行けば、
何か面白いものがあるような、
そんな提案性の高いサイトを極めていっていって欲しいです。

3月 14, 2006 その他 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月13日 (月)

便利!「ウェブ進化論」

web

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる

梅田望夫さんの著。

TBS王様のブランチ、ビジネス書のランキングでも1位だったようですが、この本、よく売れています。

内容は、2000年ころと比べて、全く新しく変りつつあるネットサービスを、今流行りのWEB2.0の視点で整理しなおしてくれているものです。

ネットに詳しくない人には、今、ネット上で何が起きているかを指し示す本として、ネットの業界の人には、今起きている数々のネットサービスを整理する本として、かなり、役立つ本だと思います。

私としては、業務上、ネットの新しいサービスを企画するにあたって、この本を読みながら、しかも、散歩しながら、考えをめぐらせると、あたらしいアイデアが思いついたりして。なかなか重宝しています。

今、起きている現象をうまく整理している本、「内容を知っている」なんて言わないで、発想のツールとして使うと、便利だったりしますね。

3月 13, 2006 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)