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2005年11月26日 (土)

アンパンマンマーケティングの秘密

少し前の話になりますが、
バンダイが実施している子供たちの好きなキャラクタアンケート
アンパンマンが第1位に選ばれていました。

しかも、4年連続 第1位!


実は、このアンパンマン、
No.1になるべく仕込まれた
素敵な秘密が隠されていたのです。

アンパンマンの秘密はその名前にあった!

バンダイのランキングをみると、
アンパンマンは、0歳~2歳までの
子供
たちに圧倒的な人気です。


ところで、1歳くらいまでの子供は、
十分に発生ができないため、
アアーとか、マンマンというような、
喃語(なんご)を話します。

「アンパンマン」という言葉も、
この喃語(なんご)に近い言葉
になっています。
実は、このことが、アンパンマンを
子供人気キャラNo.1に押し上げている理由なのです。


この喃語(なんご)に近い言葉ということは、
つまり、小さな子供が早くから発声できる言葉ということです。
以下のステップを取りながら、
子供たちの支持を獲得しているようです。



(1)他のキャラクターと同列でアンパンマンのキャラクタを知る
  (この時点ではキャラクターたちの評価は横一線)

(2)多くのキャラクタの中で、一番初めに「アンパンマン」という名前を発生できるようになる

(3)両親、家族は、アンパンマンについて、興味を持ち、
  子供がすきなのだと思い、TVを見たり、関連商品を買い与える。

(4)そうして、子供は、さらにアンパンマンのことが好きになる
  (3)にもどる



マーケティングという観点から説明すると、

初期のターゲットを決定権のある両親、祖父母などの大人におくと、
子供が「アンパンマン」という言葉を話すことは、ターゲットにとって、
その他のキャラクターと比較して圧倒的な競争優位性となります。
結果、多くのキャラクタの中から、アンパンマン関連の商品を
子供にたいして提供することになります。

そして、次は子供をターゲットとすると、
大人によって与えられたアンパンマン関連の商品によって、
さらに、アンパンマンに対して、好感を持ちます。



結局、ネーミングによって得た初期の優位性を
効果的に活用して、市場を早くから押さえてしまう

先行逃げ切り型のキャラクタ展開をはかっている例です。
0歳~の乳幼児に対する作品の世界観とうまく合致したいい例だと思います。
アンパンマン自体の作品の魅力ももちろんありますが(私も好きですし)。


同様の戦略をとっているキャラクタとして、
「ワンワン(いないいないばあ)」「qoo(ジュ-ス)」
などがありますね。

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11月 26, 2005 その他 |

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